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2022.10.27
法学講座 身近なトラブルから法を学ぶ
10月27日、成城大学法学部の森永淑子教授を講師にお迎えし「身近なトラブルから法を学ぶ 未成年者と民法のかかわり」と題した法学講座を、あと1年で成人を迎える高校2年生対象に行いました。

はじめに社会を形づくる重要な法律の1つである民法について、法学部ではどんなことをどのように勉強するのかという話から、法律を暗記するのではなく条文を使ってトラブルを解決に導けるような思考を組み立て、他の人を納得させられるか考えることが大事だと説明がありました。
続いて、自転車に乗りながら携帯電話で話をしていた人が歩行者に衝突し、全治一か月のけがを負わせたという事例から、どのような法律上の問題が起きて、民法上の責任としてどういう場合に損害賠責任が生じるのかお話がありました。

また、加害者が未成年者の時はどうなるのか?高校生だとしても賠償責任を負わなければならないのか?過去に実際に起こった、小学5年生が自転車事故を起こし親に9500万円の賠償命令が下った事例から具体的に説明がありました。
最後に、法律は言葉と深く関わり論理的思考力が大きな意味を持ってくる分野なので、国語や数学をしっかり学んで身に着けることが大事です。また、世界史や日本史などの歴史分野や政治経済も役に立ちます。社会問題に関心を持ち、色々なものを読んだり見たりするのもお勧めです。学校の近くに静岡地方裁判所があるので、実際に裁判傍聴に行ってみるのもいいかと思います。と、お話がありました。

生徒たちは、普段通学などで何気なく使っている自転車の事故から大きな法律問題に発展する場合もある事を学び、日常生活を様々な法律が支えているという社会のしくみを感じ取りることができたようでした。
◆成城大学ホームページ https://www.seijo.ac.jp/

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