2025.06.27
防災講話

6月25日、自衛隊静岡地方協力本部の方をお迎えし「災害・危機に備える ~危機管理の視点から~」と題した、防災講話を開催しました。
最初に、防災対策は危機感や緊張感を煽るものではなく、安心と自信を得るためのものであること、災害の理屈を知り、自分自身を知ることを目的としていることが説明されました。
最初に、防災対策は危機感や緊張感を煽るものではなく、安心と自信を得るためのものであること、災害の理屈を知り、自分自身を知ることを目的としていることが説明されました。

まず、東日本大震災や能登半島地震の大規模災害を、映像やデータで振り返りました。自身が被災したわけではないので、次第に風化して他人事となってしまいがちです。生きたくても生きれなった方がたくさんいるという教訓を胸に、その方々の分までしっかり生きることで恩返しになると思います。と、お話がありました。
次に予想されている南海トラフ巨大地震について、地震の被害想定や津波の浸水地域、到達時間についての説明があり、「皆さんの自宅のある地域は、どのような状況ですか?」との問いかけに、生徒たちは地図を見ながら真剣に聞いていました。
次に予想されている南海トラフ巨大地震について、地震の被害想定や津波の浸水地域、到達時間についての説明があり、「皆さんの自宅のある地域は、どのような状況ですか?」との問いかけに、生徒たちは地図を見ながら真剣に聞いていました。

災害発生後、生死を分けるタイムリミットは72時間と言われています。防災の考え方として、自分で自分や家族を守る「自助」、近隣や地域の人たちと協力して助け合う「共助」、警察や消防、自衛隊など公的機関による救助や救援である「公助」があります。自助と共助がしっかり機能すれば98%の人が助かるそうです。皆さんの協力で、自衛隊は真に助けを必要としている人々の救助に集中できます。
最後に、自衛隊、消防、警察の力には限界があること、これ以上「救えなかった命」を増やしたくないという思いが伝えられ、皆さんが防災や危機管理の意識を高め、備えることで安全に暮らすことが最も大切であると締めくくられました。
最後に、自衛隊、消防、警察の力には限界があること、これ以上「救えなかった命」を増やしたくないという思いが伝えられ、皆さんが防災や危機管理の意識を高め、備えることで安全に暮らすことが最も大切であると締めくくられました。