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2023.07.05
English Day礼拝
7月5日は本校の「English Day」でした。積極的に英語を話し、外国文化や風習を学ぶ特別な「英語の日」です。朝の礼拝はカナダ人のJean先生とボランティアの生徒たちによって英語と日本語で行われました。英語讃美歌は「Sweet Hour of Prayer」を賛美しました。
7月1日はカナダの建国記念日「Canada Day」です。当初、ほとんどの人がカナダの東側に住んでいましたが、1885年に東と西を結ぶ大陸横断鉄道が完成。以前はカナダの人々がアジアを訪れることはほとんど不可能でしたが、バンクーバーから船で横浜に行くことができるようになりました。そして1886年、この写真の女性がカナダを横断して日本にやってきました。彼女は列車に乗ってひとりでカナダを横断した最初の女性でした。

彼女は静岡英和女学院の初代校長、マーサ・ジャネット・カニングハムです。
1988年に創立100周年を記念して、生徒たちによって制作された本「ミス・カニングハム物語」を読んで、彼女の人生について少し知りました。絵も文字もすべて切り絵で作られている素晴らしい本でとても感動しました。図書館にあるのでぜひ手に取ってみてください。

ミスカニングハムは私と同じカナダのハリファックス出身です。私は彼女の人生に興味があります。彼女は日本に来た時、何を思ったのでしょうか?
私はカナダに帰郷する度、彼女の人生について調べています。彼女が通った教会、そして彼女の墓石を見に行きました。1990年に英和の生徒と職員がここを訪れて、新しい墓石を設置しました。この夏、カナダの図書館で彼女が書いた手紙を読んでみたいと思っています。
静岡英和女学院は静岡県で初めて女子中等教育を実施した学校です。女性は社会において重要な役割を担っています。先月開催された「高校スピーチコンテスト」で生徒たちは4人の女性の素晴らしいスピーチを朗読しました。

ふたりの若い女性、グレタ・トゥーンベリさんとマララ・ユスフザイさんは地球と社会正義についてもっと考える必要があると、私たちに語りかけました。そして、マザーテレサとエリザベス女王は一緒に幸せに暮らすための愛、忍耐そして団結について話してくださいました。女性が世界をよりよい場所にするために最善を尽くすよう、みなさんにインスピレーションを与えてくれることを心から願っています。

英和女学院 中学校・高等学校

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