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2022.06.30
カナダから届いたアルバム
先月、カナダのオンタリオに住むColinさんという方から、静岡英和学院大学宛てに小包が届き、中に手紙とアルバムが入っていました。
Colinさんは1990年に来日し、佐賀県に住んでいたことがあるそうです。アルバムは偶然見つけたもので何も記載されていないのだけれど、1947年あたりのそちらの学校の写真ではないか?だとしたら記録として貴重なものではないかと、わざわざ送ってくださいました。手紙は「もし確認できるのならば、写真に写っている花束を持ったカナダ人女性が誰なのか興味があります」と、結ばれていました。
アルバムには英和の昔の写真がたくさん貼られていて、何枚もの写真に写っているそのカナダ人女性の私物であろうと推測できます。その写真を手掛かりに英和学院大学の図書館でスタッフの方が調べてくださり、その人物が判明しました。
彼女の名前はミス・S・R・コーテス(Sybil R・Courtice)。1884年オンタリオ州ポーターヒル生まれ。クリントン・カレッジ、カンサーベトリー音楽学校を卒業後、1910年カナダ・メソジスト教会の伝道学校を出て婦人ミッションに志願し来日。長野の幼稚園で1年間働いて日本語を学び、1913年(大正2年)まで東洋英和で音楽を指導。一時帰国後1917年(大正6年)より1923年(大正12年)まで静岡英和で音楽を教え、伝道に従事しました。
1926年(昭和元年)校舎の建設に従事し、1928年(昭和3年)に東洋英和に移ってミッションの主事会計となりました。以後は婦人ミッション本部の仕事が中心となり、三英和(静岡英和、東洋英和、山梨英和)の理事として戦争により帰国するまで勤めました。三英和、特に本校戦後の復興は彼女が大きな役割を果たしています。

届いたアルバムには「静岡英和女学院百年史」にも掲載されている『校舎再建の感謝状を授与されているミス・コーテス』の写真もありました。

突然カナダから届いたアルバムですが、今年創立135周年を迎える本校の歴史において大変重要な人物の物であることがわかりました。早速お礼の手紙と共に、彼女についての資料をColinさんにお送りしました。

英和女学院 中学校・高等学校

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