2025.06.20
English Day礼拝 国王の2つの誕生日

6月20日は、本校の「English Day」でした。この日は積極的に英語を話し、外国の文化や風習を学ぶ特別な「英語の日」です。朝の礼拝はイギリス人の先生とボランティアの生徒たちによって、英語と日本語で行われました。

最初に先生が生徒たちに誕生日について尋ねました。「もし誕生日が2回あったら嬉しくないですか? プレゼントやケーキが2倍になりますよね!」夢のような話ですが、イギリスの国王チャールズ3世にとっては現実のことです。今日はとてもイギリスらしい伝統である「国王の2つの誕生日」についてお話しします。
チャールズ国王の本当の誕生日は11月14日ですが、国を挙げて祝う公式の誕生日もあり、今年は6月14日に祝われました。実は、2つの誕生日を持つのはチャールズ国王だけではありません。1748年以降、すべてのイギリス国王と女王に共通する伝統です。
チャールズ国王の本当の誕生日は11月14日ですが、国を挙げて祝う公式の誕生日もあり、今年は6月14日に祝われました。実は、2つの誕生日を持つのはチャールズ国王だけではありません。1748年以降、すべてのイギリス国王と女王に共通する伝統です。

その理由はとてもイギリスらしく天気に関係しています。1748年、ジョージ2世が冬生まれだったため、より天気の良い時期に祝いたいと考え、毎年行われる軍事パレード「トゥルーピング・ザ・カラー」を誕生日のお祝いに取り入れたそうです。それ以来、国王や女王は本当の誕生日と公式の誕生日の2つを持つようになりました。
「トゥルーピング・ザ・カラー(Trooping the Colour)」は、ロンドンで毎年開催される特別な軍事パレードで、今年は約1400人の兵士、200頭の馬、400人の音楽隊が参加しました。パレードはバッキンガム宮殿を出発し、ザ・マルを通ってホース・ガーズ・パレードという施設まで進みます。パレード終了後、王室のメンバーがバッキンガム宮殿のバルコニーから手を振って挨拶し、最後に空軍による祝賀飛行で締めくくられます。
「トゥルーピング・ザ・カラー(Trooping the Colour)」は、ロンドンで毎年開催される特別な軍事パレードで、今年は約1400人の兵士、200頭の馬、400人の音楽隊が参加しました。パレードはバッキンガム宮殿を出発し、ザ・マルを通ってホース・ガーズ・パレードという施設まで進みます。パレード終了後、王室のメンバーがバッキンガム宮殿のバルコニーから手を振って挨拶し、最後に空軍による祝賀飛行で締めくくられます。

もしロンドンでパレードを観たい場合、良い場所を確保するには朝6時から場所取りが必要です。メインステージはチケット制で、抽選による入手は非常に困難です。
日本からでもYouTubeでライブ配信を観ることができます。
最後に、遅くなりましたが国王の誕生日をお祝いしたいと思います。
神の恵みと平和が国王にありますように。
◆6月14日にライブ配信された映像をこちらでご覧いただけます。
Trooping the Colour 2025 | Sky News coverage
日本からでもYouTubeでライブ配信を観ることができます。
最後に、遅くなりましたが国王の誕生日をお祝いしたいと思います。
神の恵みと平和が国王にありますように。
◆6月14日にライブ配信された映像をこちらでご覧いただけます。
Trooping the Colour 2025 | Sky News coverage