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2025.11.26
創立138周年記念礼拝・講演
11月26日「創立138周年記念礼拝」が行われました。
本校は1887年(明治20年)「日本女性の教養を高めるためには女子教育が必要である」との思いを抱いた静岡メソジスト教会牧師・平岩愃保が、当時の県令・関口隆吉らとともに創立した学校です。
カナダから初代校長ミス M.J.カニングハムを迎え、静岡で最初の女学校「静岡女学校」として誕生。今年で138周年を迎えました 。
校長先生の奨励では、創立記念にあたり「リベラル・アーツ」について触れ、リベラルとは、あらゆる制約から解放され、自由になって、まだ気づいていない新しい自分と出会うこと。アーツとは、一人ひとり違っていても互いにつながり、他者と分かち合い、新しい世界を生み出すことです。これからも祈りと学びを続け、感謝と讃美を重ねていきましょう。と、お話がありました。

創立138周年記念礼拝奨励 “ リベラル・アーツ ”
続いて、日本キリスト教団 気賀教会の楠本史郎牧師をお迎えし、「預かったタラントンを活かす」と題して創立記念講演が行われました。

マタイによる福音書25章の「タラントンのたとえ」を取り上げ、主人から預かったタラントン(賜物)の量は人によって違います。現実の世界でも、能力、容姿、お金、家庭環境などは一人ひとり異なります。その違いを見て、人と比べて落ち込んだり妬んだりしてしまうこともあるでしょう。しかし、このたとえ話で最も問題とされたのは、タラントンを土に埋めてそのまま返した僕でした。神様は私たちに「恐れずに、勇気を出して、自分の賜物を用いてごらん」と願っておられるというお話でした。

「神様からいただいた『自分だけのタラントン』を、ぜひ見つけて、大切に磨き、思い切って活かしてください。そうすれば、誰にも真似できない素晴らしい未来が開かれていきます」と、メッセージをいただきました。
最後に、生徒会長より感謝の言葉があり、「他の人と自分を比べずに行動することの大切さをあらためて感じました。これからの学校生活で、いただいた言葉を実践していきたいです。英和をよりよい学校にしていけるよう、努力していきます」と決意が語られました。

英和女学院 中学校・高等学校

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