お知らせ

HOME > 学校からのお知らせ一覧 > Begin Your Story ~Aoiさん~

2022.06.09 お知らせ
Begin Your Story ~Aoiさん~
2020年3月オレンジの学年で卒業した亀山 蒼さんが2年ぶりに母校を訪問してくれました。

蒼さんはアメリカ、ケンタッキー州にあるCentre Collegeで学んでいます。現在大学3年生で、学生のほとんどが寮で暮らしています。蒼さんは学校の寮長の一人として重責を担っています。大学生活や英和の思い出など話してくれました。
Q. 大学生活について教えてください。
A. 大学ではリベラルアーツを中心とした学びをしながら、自分が興味を持っている生物学と行動心理学を中心に勉強をしています。大学に在籍する日本人は現在、自分だけです。教授と学生の距離が近く先生一人に学生14人程度という恵まれた環境で過ごしています。寮長としては、寮生の生活全般の世話をしたり相談にのったりしています。例えば、テスト期間中は、寮内で騒ぐ学生がいないように寮生たちとコミュニケーションをとりながら生活の秩序が保てるよう努めます。また部屋からロックアウトされてしまった学生の手助けなどのサポートをしています。

Q. どうして海外の大学で学ぼうと思ったのですか
A. 自分が6歳から12歳までアメリカにいた背景があるのですが、英語の強みを生かしながら好きな生物学を学べる大学を探していたところ、高2のカナダスタディツアーで訪れたUniversity of Victoriaのキャンパスを見て海外の大学に憧れを持つようになりました。また、海外の大学の入学基準は、成績だけでなく課外活動や人間性など人物全体を評価する点も良いと思いました。奨学金制度が充実しているのも海外の大学の良いところだと思います。
Q. 英和生活を振り返って思うことはありますか。
A. 英和の良いところは一生を通じて続く友人ができるところです。英和には個性豊かな生徒がいますが、お互いがお互いを認め合いつつ尊重し、上手に棲み分けながら、それぞれの居場所があるところです。先生方との距離も近く、フレンドリーで生徒たちを様々な場面でサポートしてくれます。

また、英和教育の良かった点はキリスト教教育です。海外の大学には様々な国籍や人種の学生や様々な宗教的背景を持った学生が集まります。中高時代にキリスト教主義の倫理観を基に、世界の宗教や価値観などを学んだ知識は、実際にイスラム教やユダヤ教などを信仰する学生と接する際とても役に立っています。
A. 最後に将来の夢と後輩へのメッセージをお願いします。
Q. 私は中高時代から人とかかわる職業に就きたいと考えていましたので、将来は大学で学んだ知識を生かし、大学ラボで検査技師か看護の仕事または医療助手を目指したいと考えています。また、日本に帰国した場合は、医療通訳などの仕事をしたいと考えています。

英和生に伝えたいことは、「居心地の良いところから、一歩を踏み出してチャレンジしてほしい」ということです。友だちから言われた次の一言は今でも私の大切な言葉となっています。英和生の皆さんにもこの言葉を贈りたいと思います。

If you think they’re going to say no, ask them anyways.

英和女学院 中学校・高等学校

ページトップへ