2025.10.31
 
   
   
  
          English Day礼拝「忘れないで」
10月31日は、本校の「English Day」でした。この日は積極的に英語を話し、外国の文化や風習を学ぶ特別な「英語の日」です。朝の礼拝はイギリス人の先生とボランティアの生徒たちによって、英語と日本語で行われました。
  
今年、東京ディズニーリゾートのハロウィンイベントでは、映画『リメンバー・ミー』の装飾が行われていることから、毎年11月1日と2日に開催されるメキシコのお祭り「死者の日(ディア・デ・ロス・ムエルトス)」についての紹介がありました。
2000年以上前のアステカ時代に起源を持つ、先祖を称えると同時に生命の継続を祝うお祭りです。当時、人が亡くなると死者の国へ旅立つと信じられており、家族が祭壇に贈り物を供えました。1500年代にスペインの植民者たちによる持ち込まれたキリスト教行事と融合し、現在では亡くなった家族が旅に出る日ではなく、再び私たちの元に帰ってくる日として考えられています。
  2000年以上前のアステカ時代に起源を持つ、先祖を称えると同時に生命の継続を祝うお祭りです。当時、人が亡くなると死者の国へ旅立つと信じられており、家族が祭壇に贈り物を供えました。1500年代にスペインの植民者たちによる持ち込まれたキリスト教行事と融合し、現在では亡くなった家族が旅に出る日ではなく、再び私たちの元に帰ってくる日として考えられています。

人々は様々な方法でお祝いします。多くの家庭では家にろうそくを灯した祭壇を設置し、死者の魂を引き寄せるとされる明るいオレンジと黄色のマリーゴールドの花で飾り、死者の国から先祖の魂が家に戻って来られるように導きます。亡くなった家族の好きな食べ物やお気に入りの本、楽器などを供える家族もいます。中には墓地に行ってピクニックやパーティーを開く人もいます。そこで墓をきれいにし、歌を歌い、先祖に語りかけます。
  
このフェスティバルは、メキシコだけでなく多くのラテンアメリカ諸国や、大きなメキシコ人コミュニティを持つアメリカのような国でも祝われており、2008年にユネスコの無形文化遺産に登録されています。
どの文化にも共通する大切なものは、家族や先祖を大切にする心です。
信じるものや育った環境が違っても、生きている人も亡くなった人も、「忘れていないよ」と伝え、愛され、覚えられ、敬われていると感じてほしい――そんな思いが、人々の胸にあります。
                                                                                                                            どの文化にも共通する大切なものは、家族や先祖を大切にする心です。
信じるものや育った環境が違っても、生きている人も亡くなった人も、「忘れていないよ」と伝え、愛され、覚えられ、敬われていると感じてほしい――そんな思いが、人々の胸にあります。










