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2025.09.02
地震に備える防災訓練
9月1日、「防災の日」に合わせて、防災訓練が行われました。
この訓練は、大きな地震(予想される南海トラフ地震など)が授業中に発生した場合に、命を守るために取るべき行動を学ぶためのものです。

1時間目の途中で急にサイレンが鳴り、教員の指導のもと、生徒たちは机の下に隠れるなどの避難行動を取りました。この30秒間を長いと思った人がいると思いますが、実際は2~3分間揺れが続くとされていると、後ほど話がありました。
校内放送では、1923年9月1日に発生した関東大震災を教訓として、防災意識を高めるために政府が「防災の日」を制定したことが説明されました。また、今日から1週間、全国的に防災訓練が行われること、皆さんも地域の防災訓練に参加したり、家庭の備蓄品を確認したり、非常時の連絡方法を家族で確認したりして、災害に備える1週間にしてくださいとの呼びかけがありました。
その後、ヘルメットや防災頭巾を着用し、放送の指示に従ってグラウンドへ避難を開始しました。生徒たちは毎朝礼拝堂に向かう時と同様に整列し、静かに迅速に行動していました。
グラウンドでは学年ごとに整列し、クラス担任が点呼を行って学年主任に報告。学年主任が防災本部に連絡し、避難開始から約6分で避難が完了しました。

校長先生からは、「訓練に慣れすぎると、周りに合わせて行動すればよいと思いがちですが、実際の災害では様々な事が起こります。その時の状況に応じて自分で判断することも大切です」と、お話がありました。

いつどこで起きても身を守ることができるよう、日頃から意識しておきましょう。

英和女学院 中学校・高等学校

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