2025.06.09
花の日礼拝

6月7日に「花の日礼拝」が行われました。生徒たちは自宅から色とりどりの花を手に登校。宗教委員の生徒たちが、それらの花を礼拝堂のステージ前に飾り付けました。バラ、ヒマワリ、ユリ、カーネーションなど、色鮮やかな花で埋め尽くされ、よい香りが漂いました。

6月の第2日曜日は、キリスト教の行事の一つである「花の日」です。この行事は19世紀のアメリカに始まり、ある教会の牧師が子どもたちに信仰を育むことを願い、子どものための特別な礼拝を行ったことから生まれました。この取り組みは全米に広がり「子どもの日」として教会の行事となりました。

数十年後、礼拝に花を持ち寄る習慣が生まれ、これが「花の日」と呼ばれるようになりました。1881年、メソジスト教会が6月の第2日曜日を「花の日」と定め、次第に世界中に広まりました。子どもたちは花で礼拝堂を美しく飾り、神の恵みの象徴である花を通じて神の愛を知り、賛美し、感謝します。

日本キリスト改革派 静岡教会の服部先生の説教では、聖書の言葉を聞き、野の花や草を含めて、生きているもの、命に対するイエスの感性に触れていただきたいと思います。そして、この感性を携えて訪問にお出かけください。今日の出会いの中で活かしてください。と、お話がありました。

続いて生徒たちによる献金が行われました。集まった寄付は医療・福祉団体や県内の社会福祉施設などに、大切に贈られます。

午後に生徒たちは花束を持って、静岡市内の社会福祉施設や児童養護施設などを訪問しました。1限目には、生徒たちが持参する花束を作る作業を行いました。それぞれが真剣な表情で花を選び、花束を仕上げる様子が印象的でした。
こうした活動を通じて、学院の聖句である「隣人を自分のように愛しなさい」という言葉を心で感じ、体現しています。
こうした活動を通じて、学院の聖句である「隣人を自分のように愛しなさい」という言葉を心で感じ、体現しています。
