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2022.12.19
学校クリスマス
12月17日(土)学校クリスマスを開催しました。今年もコロナ禍ということで感染対策を徹底し、人数制限のため参加者は事前申込制とさせていただきました。また「生徒の部」「一般の部」共に、通常よりも短縮した内容で行いました。
パイプオルガンによる演奏、校長先生のあいさつの後、ハンドベルクワイアの生徒たちによる前奏「O Come, O Come, Emmanuel」 の音色が響き渡りました。招きの言葉に続き、純白のガウンをまといキャンドルを持った聖歌隊が讃美歌「あめにはさかえ」を歌いながらゆっくりと入堂すると、礼拝堂は神聖な雰囲気に包まれました。今年は中1から高3の生徒6名がパイプオルガンを演奏しています。
聖歌隊のメンバーは、音楽部と有志の生徒が聖歌隊をつとめています。
「来たりたまえわれらの主よ」「まきびとひつじを」「あら野のはてに」「きよしこの夜」などを賛美。力強く美しい歌声で参加者を魅了しました。
キャンドルサービスではハンドベルクワイアが「O Holy Night」を演奏。壇上のキャンドルの炎を、点火係の生徒が来場者一人ひとりの持つキャンドルに灯していき、礼拝堂の中がたくさんのほのかな灯りで満ちあふれ、幻想的なムードが漂いました。
今年も吹奏楽部賛美が行われ、クリスマスキャロルファンタジーと題して「Joy to the World」や「Deck the Halls」、「First Noel 」などのクリスマスメドレーの演奏がありました。おなじみの明るく楽しい音楽は、更に心をあたたかくし観客を笑顔にしていました。
青山学院大学宗教部長、伊藤悟先生によるクリスマスメッセージでは、生徒の部では「天国が落ちてきた」と題し、クリスマスは天国であり、今日だけでなく明日も一年中いつだって天国が必要です。愛と平和を私たちが実現できればいつだってクリスマスです。これから今よりももっと優しい自分になってみませんか?あなたが天国を手渡す番です。と、お話がありました。
続いて「きよしこの夜」を賛美し、参加者の皆様からの献金が行われました。いただいた献金は、静岡県内の社会福祉施設、本校生徒訪問施設、キリスト教関係医療・福祉団体に、感謝をもって送らせていただきます。
最後にヘンデルの「Hallelujah」を来場者も一緒に賛美しました。この曲は英国王ジョージ2世が感動のあまり立ち上がり聴衆もそれに従ったという故事から、演奏の際に起立する習慣があります。心に響く迫力で感動の内に学校クリスマスは終了。あたたかく心地よい余韻が礼拝堂に満ちていました。お越しくださった皆さま、ありがとうございました。

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