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2025.11.14
讃美歌コンクール
11月13日に「讃美歌コンクール」が行われました。
中学生と高1、高2の音楽選択クラスの生徒が参加し、共通課題曲と自由曲を賛美しました。
中学2年生は課題曲「讃美歌458番 信仰こそ旅路を」と、A組が「讃美歌522番 キリストにはかえられません」、B組が「讃美歌403番 聞けよ、愛と真理の」、C組が「讃美歌361番 この世はみな」を賛美しました。

クラス紹介では「感動させたいという強い気持ちで練習を重ねました」と思いを語るなど、どのクラスも力強くも清らかな歌声を披露し、練習の成果を精一杯発揮しました。
中学1年生は課題曲と、A組が「讃美歌484番 主われを愛す」、B組が「讃美歌211番 あさかぜしずかにふきて」、C組が「讃美歌493番 いつくしみ深い」を歌い競いました。

初めての讃美歌コンクールとあって、どのクラスも緊張した様子が伝わってきました。それでも自分たちの賛美を「心の絆が集まった宝物です」と表現するクラスもあり、みんなで心をひとつにして、初々しくも美しい歌声を礼拝堂いっぱいに響かせました。
教職員聖歌隊による合唱も行われ、「きみは愛されるために生まれた」を披露しました。
休み時間中の高校生も礼拝堂に集まり、先生方がステージに登場すると大きな拍手が起こりました。特に校長先生は、この日のために練習したという手話で歌詞を美しく表現。本番まで内緒にしていたそうです。普段はなかなか聴くことのできない先生方の歌声に、温かく大きな拍手が響きました。
中学3年生は課題曲と、A組と「讃美歌575番 球根の中には」、B組が「讃美歌303番 丘の上の主の十字架」、C組は「讃美歌226番 輝く日を仰ぐとき」を賛美。

中学生活最後の讃美歌コンクールとあって、「悔いを残したくない」という思いがひときわ強く伝わってきました。自由曲をアカペラで歌うクラスもあり、どのクラスもハーモニーの美しさや強弱の表現に細やかに気を配り、歌詞の一つひとつに心を込めて、素晴らしい歌声を披露しました。
最後に音楽選択生の合唱があり、高1が「Hail Holy Queen」、高2が「彼方の光」を披露。心を癒す美しいハーモニーを礼拝堂に響かせ、振付のあるパートでは客席の保護者も自然と手拍子で参加。会場が一体となりました。
審査は校長先生と音楽の先生方によって行われ、全員が主体的に取り組み合唱曲に対するクラスの意欲・まとまりがあるか、ひとり一人が表現豊かで響きのある声で歌うことができているか、曲の持つ歌詞、メロディー、音程、ハーモニー、強弱等の要素を大切にし、クラス全体でしっかりと表現しようとしているかという、「姿勢・発声・表現」の3つの観点から審査されました。

今回の讃美歌コンクールに向けて、みんなで心を合わせて練習を重ねたことで、クラスや学年の絆がより深まり、賛美と音楽の素晴らしさを実際に体感しながら、讃美歌への思いが一層強くなったことと思います。

英和女学院 中学校・高等学校

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