学院生活
先生日記

HOME > 学院生活 > 先生日記一覧 > カナダ留学だより 1月 その2

2020.01.22
カナダ留学だより 1月 その2
カナダのビクトリアに1年留学している高校2年の生徒から「留学だより」が届きました。
11月に続いて、12月の様子についてお伝えしたいと思います。

12月と言えばクリスマスです。学校や家など、様々な場面でクリスマスを体験しました。

まずは学校のお話をしますね。私の通っている学校はキリスト教主義なので、クリスマスのお祈りはもちろん、エンターテイメントのための行事もいくつか行われました。サンタがやって来たり、生徒や先生がハンドメイド品などを売ったりするフリーマーケット、cooking classによるケーキのサービスなどです。どれも新鮮で、毎日ワクワクした気持ちで過ごすことができました。中でも、特別良いなと思ったイベントはキャンディグラムという匿名で決めた相手にお菓子を贈るイベントです。匿名とはいえ、ヨガでできた友達が私に贈ったと教えてくれたときはすごく嬉しかったです。キャンディグラムではないですが、私もささやかなプレゼントをお世話になった友人に贈りました。日常で身近な人に感謝を伝えられる機会はなかなかないですし、そんな意味でも良い企画だなと思いました。

冬休みの前日は授業がなく、TAG(クラス)対抗、gingerbread house, TAG door decoration の大会が行われました。生徒が材料を持ち寄って、クラス全体で一つの作品を作りあげるという活動でした。gingerbreadの方はベスト4、TAG doorの方ははっきり覚えていないのですがたしかベスト2まで、校長先生のジャッジで決められました。なんと、私のクラスの作品はそのどちらにも選ばれました!本当に嬉しかったです。この活動のおかげで、クラスメイトとも少し近づけました。

下の写真は私たちのクラスのジンジャーブレッドハウスと、ドアのデコレーションです。
部活でも大きな活動が二つありました。ひとつはクリスマスのコンサートです。内容は11月のコンサートとほとんど同じでしたが、それに加えて、お菓子や映画のチケットなどが詰められた大きなバスケットが当たる豪華抽選会がありました。残念ながら私は外れてしまったのですが、日本ではあまりこのような抽選をしたことが無かったので、良い経験となりました。ふたつ目は、私の所属している音楽部が福祉施設や、どなたかのお宅に行ってクリスマスソングを披露するという活動でした。二日間にわたって行われ大変でしたが、歌い終わったあと、歌った私達も聴いてくれた人たちも明るい表情をしていたので、とても心が満たされました。また帰り際に”Thanks!”や”Merry Christmas!”という言葉を掛け合う瞬間に、本当にカナダ人のフレンドリーで温かな人柄を感じました。最終日には夕飯にクラブのみんなとピザを食べました。達成感も相まって、そのピザはなんだかとても美味しかったです。

次にホストファミリーとの生活をご紹介します。
私のホームステイ先ではなんと二回もクリスマスパーティーが行われました。どちらもたくさんの料理をたくさんの人で囲み、パーティーゲームをしたりしました。二回目のパーティーはクリスマスイブに行われました。そこでは特に、Secret Santaという匿名でプレゼントを贈り合うクリスマスのゲームをしました。日本では一度もこのようなゲームをきいたこともやったこともなかったので、ユーモアのある海外らしさを感じました。

私のホームステイ先は大きなクリスマスツリーが飾られていたのですが、その足元にたくさんのプレゼントが集められている光景は映画や絵本で見たままで、心踊りました。受け取ったプレゼントはクリスマスの朝にみんなで開封する慣わしがあるそうです。子供さんが元気いっぱいにたくさんの贈り物を解いている様子は微笑ましかったです。私もホストファミリーからプレゼントをもらうことができ、嬉しかったです。

このほかにも冬休みには友達とダウンタウンのイルミネーションを見に行ったり、留学エージェントのオフィスで開かれたクリスマスパーティーもありました。
また、クリスマスにはButchart Gardenにイルミネーションを見に行きました。声で反応する木や、光の噴水など美しい多種多様なイルミネーションがありました。その中でも光の森のようなものが幻想的で一番気に入りました。メリーゴーランドなんかもあって、見るだけの楽しみでなかったのがいいと思いました。
クリスマスのあとには私の誕生日がありました。しかし、しっかり伝えていなかったので、当日の夜に伝える形になってしまいました。ひどく驚かれて、夕食後に街中にあるイルミネーションスポットを見に連れて行ってもらいました。そのイルミネーションは個人が自宅をライトアップするというもので、街全体で行われており、一種の大会でもありました。どのお宅もバルーン人形やプロジェクションマッピングなどを使っていて、力が入っていました。(余談ですが、基本的にカナダの大体の家は小さくても、何処かしらライトアップをしていました。)
さて、最後に大晦日についてお話しします。大晦日は、ホストファミリーの親戚の方の家へ行ってパーティーをしました。たくさんの料理を食べることができ、その家で飼われている犬の芸も見ることができました。初めて関わる人ばかりでしたが、すぐに空気が一体化しとても楽しかったです。そのあと、今度はホストマザーの両親の家へ挨拶に行き、家に帰りました。そして遠くで打ち上げられた花火の音を聞きながら、静かな年越しを迎えました。人の繋がりを感じる年末となりました。

12月を振り返ると、カナダでは本当にクリスマスが大切にされていることが分かりました。家族と過ごす日なので、クリスマス当日はマクドナルドなどのチェーン店でさえも19時には閉まっていました。予備知識として留学する前から知ってはいましたが、実際に体験してみると国民の熱意が伝わるというか、想像よりはるかに重きを置かれていることに気がつきました。サンクスギビングのときと同じで、日本でいうお正月のような雰囲気でした。

年末は家族のイベントが多かったので、ノスタルジックな気持ちになってしまいました。少しホームシックにもかかりました。しかしここで挫折するわけにはいきません。ここにあるものを全て活用してさらに成長していきたいと思います。

英和女学院 中学校・高等学校

ページトップへ